オリジナルtシャツ プリントについての意見
日本の酸性雨は中国が原因?中国は−時よりスピードダウンしたものの、高い経済成長を続けています。
それに伴って大気汚染が深刻化し、93年の全国の二酸化硫黄排出量は前年に比べて6.5%増えて、国土の4割が酸,性雨地域になりました。
この酸性雨が東シナ海を越えて、日本に降り注いでいることが確認されています。
しかし、「だから中国は、けしからん」というのは筋違いなのです。
生産コストを少しでも下げようと、日本の工場が大挙して中国に進出しました。
よく考えてみると、これは同時に公害源の海外輸出でもあります。
中国の公害規制の甘いことをいいことに、公害防止設備をきちんと整備しなかったのです。
地元の工場も、当然のように公害防止対策を行いませんでした。
せめて日本国内程度の公害防止設備付きの工場を中国に建設していたら、ここまで状況は悪化していなかったはずです。
いま、「そのツケが酸性雨として日本に帰ってきている」という謙虚な態度が必要ではないでしょうか。
酸性雨を止めても二酸化炭素は止まらない!いま世界は12億人という莫大な中国市場に目を向けており、中国政府も国内産業の工業化を進めています。
この影響で、中国では深刻な環境汚染(大気汚染)が広がっています。
そこで、世界一といわれる日本の公害防止技術を駆使して、中国の環境汚染を食い止めようとしています。
確かに、日本の硫黄酸化物(SOx)を除去する技術は高レベルにあります。
しかし排出ガスの成分はSOxだけではありません。
SOxよりはるかに大量の二酸化炭素がまったく処理されることなく大気中に放出され続けているのです。
現在の公害防止装置は、石油や石炭中に0.1〜数%含まれる硫黄を除去するだけで精一杯です。
窒素酸化物(NOx)も十分に除去されているとは言えません。
まず、この事実を知ることが大切です。
ところで、中国では現在年間25億トンの二酸化炭素が排出されています。
これは世界の排出量である220億トンの11%に相当します。
中国のひとり当たりの国内総生産は日本の60分の1に過ぎないのに、二酸化炭素の排出量は現在でもずいぶん多いのです。
しかも中国の二酸化炭素排出量はどんどん増え続けています。
つまり、SOxだけでなく、二酸化炭素も同時に除去しないかぎり、地球温暖化が加速して、「異常気象の多発」「森林の減少」「砂漠化」「洪水による大災害の増加」などが起こることは避けられないのです。
日本の環境技術のレベルが高いことを証明するには、「低コストで酸性雨と同時に二酸化炭素を完全に取り除く技術」を開発しなければならないのです。
現在も煙突の高層化によってSOxは国境を越えて広がっており、NOxも相変わらず自動車から排出され続けています。
これは工場が悪いのでしょうか?車そのものが悪いのでしょうか?脱硫装置を完備したり、車にNOXの除去装置をつけるだけでは本質的な解決にはなりません。
濃度は薄くなっても工場や車が増えて、排出量そのものが多くなれば、汚染物資は減るどころか増えることになります。
酸性雨や酸性霧の大きな原因のひとつは、火力発電所だと言われています。
電気の消費を減らすことで、酸性雨も防止できるのです。
車を止めているときは必ずエンジンを止めておく(アイドリングストップ)ことも大切です。
ヨーロッパでは、赤信号の時でもエンジンを止める人が多いそうです。
どうしても車に乗る必要がある場合は、低公害車を使うのも良いでしょう。
都市政策では、「町中への車の乗り入れ禁止」「マイカー通勤の禁止」などもヨーロッパの都市で行われています。
その他の環境問題生物種の絶滅国際自然保護連合(IUCN)は、「地球上で植物の751種がすでに絶滅し、いまも8種に1種が絶滅の危機にある」と発表しています。
また世界銀行は、「熱帯に生息する鳥類や植物種のうち、4分の1が2025年頃までに絶滅するおそれがある」と言っています。
日本では、1995年に絶滅が確定した「トキ」をはじめ、ニホンオオカミ、エゾオオカミ、ニホンアシカ、リュウキュウカラスバトなどが絶滅しました。
環境庁は、「日本国内の野生植物は、全体の2割以上に相当する約1万五千種がすでに絶滅したり、絶滅の危機に瀕したりしている」と発表しています。
このように、深刻な生物種の絶滅を伝える情報が世界中で発表されているのです。
種の絶滅というのは個体の死とは本質的に異なります。
たとえば、「ツバメの1羽が死ぬのではなく、ツバメという種そのものが地球上から消滅するということ」「60億の人間が永遠にこの地球から姿を消すということ」なのです。
いま、地球上に存在する生物は数千万種と言われています。
その生物種が、現在年間4万種以上というすさまじいスピードで絶滅しており、地球の生態系を維持してきた多様性が失われつつあるのです。
このままでは、食物連鎖を経て、すべての生物が絶滅する可能性は否定できません。
また、どこかである種が絶滅して、ガンやエイズの最後の特効薬が地球上から永遠に失われるかもしれません。
つまり、遺伝子という資源も失われる可能性があるのです。
さらに、天敵が消えて、病原生物が異常繁殖し、伝染病が大流行するかもしれません。
過去にも大絶滅が5回あった生物の大絶滅は過去に5回ありました。
オルドビス紀、デボン紀、二畳紀、三畳紀、白亜紀と呼ばれる時代です。
2億5千万年前の二畳期には90%の生物種が、また6500万年前の白亜期には恐竜など75%が絶滅したと言われています。
ただし、これらの絶滅は一瞬にして起こったのではなく、数万年以上かかって徐々に進行したのです。
ところが現在は、過去のどの時期よりも急激な大絶滅が始まっています。
たとえば恐竜時代は、年間0.001種つまり千年で1種が絶滅したということを表しています。
いまは前述のように、1年に4万種が絶滅しています。
恐らくここ数年のうちに、1年間で10万種が消える割合になるでしょう。
生態系そのものが破壊されている恐竜時代などは、隈石の落下など、天変地異で多くの種が消えたとされていますが、この場合でも数万年以上かかって絶滅が進行したのです。
ところが、人類が誕生してからは、食糧や衣類などの生活物資を得るために行う狩猟によって、ある特定の種が絶滅に追い込まれるようになりました。
いわゆる乱獲です。
マンモスも実は人間の手によって絶滅させられた、という説が有力になっています。
近代に入ってからは、人間の欲望を満たすための毛皮や象牙などを得るために、多くの種を犠牲にしてきました。
リョコウバトや美しい羽根をもっていたドードーという烏などの絶滅がこれに当たります。
ところが最近の絶滅は、事情がまったく異なっています。
特定の種だけでなく、広範囲でしかもごっそりと生物種が失われているのです。
人間、特に私たち先進国の人間が、水を汚し、異常気象の原因をつくり、紫外線Bを増やし、森を破壊したりして、地球規模で生物種を絶滅させているのです。
またダムや山林を削っての道路建設、ゴルフ場やリゾート地の開発、海岸の埋立などによっても、その地域全体の生物種が消えています。
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